白鋼極上シリーズ

　和包丁の基本となる白鋼の上級シリーズです。日立金属の白紙3号を使用。松炭による古式鍛造で鋼を鍛えあげ、熟練の研ぎ師による工程の多い丁寧な研ぎで仕上げた一本造りの包丁となっています。
　白鋼は純度の高い砂鉄が原料で、成分として、鉄、炭素に微量の不純物（リン・イオウ等）が混ざっています。「シャープな切れ味」と「研ぎやすさ」が特徴です。

白鋼の種類

白３鋼（白紙３号）

白２鋼から、炭素量を減らし、靭性（粘り強さ）を出した鋼材。
研ぎやすく、ベーシックな１本としてもおすすめ。

白２鋼（白紙2号）

黄紙２号から、さらに不純物を取り除いたのが白紙２号。切れ味が良く、料理人からの評価も高い。フグ引など、切れ味重視の包丁におすすめ。

白１鋼（白紙1号）

白紙2号にさらに炭素量を増やしたのが白１。すべての鋼材の中で、一番鋭い切れ味を出しますが、製法が難しく、この鋼材を扱える職人はほんの数人。そのため、非常に高価で、希少価値あり。

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